結局はAIもGoogleが勝つのか?
- Hiroki Kamachi

- 6月14日
- 読了時間: 3分
更新日:6月14日
皆さん、おはようございます!セールスアドバンス代表の蒲池です。
週末の土曜の朝、いかがお過ごしでしょうか?まだ爆睡中という方もいるかもですね。
前回の記事では週明け月曜日の迎え方について書きましたが、一般的な休みとなる
土日に気を付けている事は「平日と変わらない時間に起きる」です。
今朝も4時に起床し、1時間仕事して、GYMに行って汗を流して帰宅した所です。
さて、本日のお題ですが、AIツールの活用を提案するという立場上、お客様の状況を
伺ったり、実際に自身で触れてみる機会も多いのですが、まさに「AIエージェント元年」と
いうに相応しい昨今の状況下においても「やはりGoogleが凄い!」という事を痛感させられます。
リクルート時代に表彰台を競った仲間の数名がGoogleに転職した為、15年程前から
何度か六本木ヒルズのGoogleオフィス内を見学させていただいた経験があるのですが、
それは旧来のオフィスという概念を覆す程のインパクトでした。そして確かに、そこには
創業者ラリー・ペイジの信条が反映されていたのです。
「検索エンジン」を抑えたその後のGoogleの強さについては言うまでもありません。
AIの世界においては、ここまで「ChatGPT」がマーケットを牽引して来たことに
間違いありません。故に大半の人がAIの取り掛かりとして、先ずはChatGPTでの
情報収集や画像生成などを体験しているかと思われます。
一方、OpenAIで先行した故の弱みも目に付くようになって来ました。例えば、同じ
情報検索方のOpenAIでも私が企業情報の下調べ等に活用しているのは
「Perplexity」になりますし、ここに来てGoogleの「gemini」の進化も凄まじいです。
AIに学習させる特性上、ChatGPTにはよりハルシエーションのリスクが生じる
確率が他のエージェントより高い気がしています。
そうした中で登場したのがGoogleの「NotebookLM」です。最近はメディアでの
露出も広がって来たので使っている方も多いかと思いますが、お客様の反応や
導入実績も含め、上半期のMVPと言っても過言ではありません。
そのNotebookLMは、参照したファイルからしか情報を拾わず、自己学習しない
AIなのでハルシエーションの可能性が非常に少ないですし、gemini搭載での
翻訳自体も優秀です。
AI利用のシンプルニーズに「議事録を簡略化したい」がありますが、議事録自体は
NotebookLMで精度高く作成出来ますし、今では専用のチャットbotとしての
活用やリンクでの共有も可能なので「議事録自体が不要」となって来ています。
私はAIボイスレコーダーの「PLAUD」を常に身に着けて商談録音等をしていますが、
PLAUDの翻訳自体はChatGPTへのAPI連携でしかないので、最近では音声データ
だけをNotebookLMに移して
※この辺の話は長くなるので、興味ある方はお問合せ下さい。
そんな凄いサービスを無料で提供しているというのがまた凄い!
前述したChatGPTもO3以降の推論モデルであれば、別のパターンにて
非常に有用ですがコストも嵩みます。
AIは1990年代後半のインターネットバブル以来の震撼とも言われ、まさにAIエージェントの
激しい競争が繰り広げられるのですが、果たしてゲームチェンジは起きるのでしょうか?
私の中では、インターネット業界の覇者GoogleがやはりAI競争も制するシナリオも軸に、
自身の業務構築を進めながら、ライバルの出現含めて楽しく見守って行こうと思います。
という事で、本日は以上です。
まだNotebookLM使った事がないという方いらっしゃったら、是非触れて見て下さい!
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