事業初年度の目標
- Hiroki Kamachi

- 6月18日
- 読了時間: 4分
6/2に登記申請を行い、6/10に登記完了して以降、年金事務所や役所等での
届出を地味に消化して行っております。
それと並行して新規案件獲得活動も行っているのですが、当初の目論見よりも
良い進捗でプロジェクトが決まっており、早々に受託をセーブする状態となりました!
これにより当初はまったく予定していなかったインターン生の募集も開始する事に。
熊本を拠点に、ポテンシャルのある学生を育成して東京等の都市圏のフィールドでの
プレイヤーに負けない人材を輩出して行く事は私の目標のひとつでもあります。
目標と言えば、起業するにあたり数名の先輩起業家の方にアドバイスをいただく機会が
ありました。往々にしてあるのは「まずは売上どの位を目指すのか?」というものですが、
私は売上を目標とはしません。
もちろん、利益に繋がる売上が大いに越した事に間違いありませんが、そこを第一目標に
するのは私にとっては違うかなという気がしています。
先ず第一に優先するのは「働き方のスタイル」の担保です。
楽天在籍時には会社の徒歩圏内に住んで、平日は8時台から23時台まで仕事、
土日もほぼ出社という生活を送っていました。当時は充実感もあったりはしたのですが、
最終的には心身を崩し、それを起点にもたされた影響のダメージを10年程引きずりました。
なので仮に売上が2倍になるからと言って、寝る間を惜しんで仕事をすることはないです。
何よりも1日7時間の睡眠時間の確保と、プライベートの時間の確保を優先します。
その上で如何に生産性を高めた仕事をして行くか?にこだわり抜きたいと思います。
私が毎朝4時に起床して仕事にとりかかるのも、それが最も生産性を高める為です。
「起業直後は寝食を惜しんで働け」との先駆者の意見も耳にしますし、甘いと言われれば
そうなのかもしれませんが、それも含めて新たなスタイルとして挑戦価値はあるかと思います。
第二に優先するのが「クライアントへの貢献」になります。
売上目標を持たない理由もこれに繋がります。
これは身近な尊敬する経営者の方も仰っておられましたが、売上至上主義にすると
月末最終日にお客様本位ではなく自己都合での無理な営業が発生しがちです。
もちろん、最後まで自身の掲げた目標の達成に拘り抜くという姿勢は必要ですが、
強引なものとならぬよう、明確に切り分けておく必要があります。
上記の2軸を念頭に、
・プライベートの充実、自己実現の為に必要な最低限の収入の確保
・インターン生の育成等による人材輩出
・アスリートのセカンドキャリア支援
・企業スポンサードによる支援
・地域への貢献
といった目標を実現していければと思います。
皆さまは「PIVOT」というYouTubeでやっているビジネス番組をご存知でしょうか?
先日たまたま視聴していたら、かつて私が楽天時代に新卒研修で担当した
メンバーが、某企業の役員としてゲスト出演していて驚かされました。
10年以上も前に初めての社会人生活で苦戦しながらテレアポしている姿しか
見ていなかったので、もちろん本人のポテンシャルや努力の賜物とは思いますが、
ここまで成長された姿を見れて私も嬉しかったですし、そうした事例を次は地元の
熊本や九州発で実現して行ければと思います。
最後に、先輩起業家さまの一部からはマイクロ法人としての「節税スキーム」の
アドバイスを受けるケースも多かったですが、本当にくだらないなと思いました。
という訳で、多少前置きが長くなりましたが、私の事業初年度の目標は
「納税」と「内部留保」とします。
「売上目標〇億円」やら「IPOが目標」というパターンは多いと思いますが、
納税を目標とするケースはレアですよね?
節税の方を意識すると、無駄な交際費を使ったりと本末転倒になりそうなので、
順番が逆にならないように注意が必要です。
結果的に思惑以上の売上となり、その分だけ法人税を支払う事になるかも
しれませんが、それはそれでOKくらいの気持ちでいます。
そもそも会社設立にあたっては極力固定費の発生しない状況にして
リスクは抑えていますが、特に初年度こそ利益を残す事を目標とします。
それにより継続的な会社の存続と、前述した副次目標の実現に繋げて
行ければ何よりです。
設立直後でブログもアクセス数が限られる状況ですが、この記事を読んで
インターンに興味を持って下さった学生さんがいれば、是非お気軽に
問い合わせて下さい。
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