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週休3日よりも大事な「Deep Work」

  • 執筆者の写真: Hiroki Kamachi
    Hiroki Kamachi
  • 11月12日
  • 読了時間: 6分

おはようございます!熊本拠点の営業支援企業セールスアドバンス代表の蒲池です。


本日のテーマは「Deep Work」についてですが、皆さんはこの言葉を聞いた事が

ありますか?元々はアメリカで出版された書籍のタイトルですが、日本でも

翻訳版が出版されていたり、今ではYouTuber要約した内容を出してくれたりするので、

その気になれば直ぐに調べる事が出来ます。


「Deep Work」の内容を簡単に説明すると、1日の中の一定時間を極限まで集中して

仕事に取り組む事で、圧倒的な生産性とクオリティを実現させるというものです。

具体的には、毎日起床後の数時間を徹底的に集中する環境を作り出すという事に

なります。「起床後」という事で朝をイメージしたり、実際に朝に実践する人が

多いものの、夜型の人は昼間に起床した後でも同じように効果を発揮できます。


ご存知の通り、当社セールスアドバンスは完全週休3日を掲げており、実際に私も

3日と言わず週休4日のような週もあったりするのですが、完全に丸々1日を

休むというイメージよりも、この一定時間を極限まで集中するというスタイルの方が

マッチする気がします。

実際に休みの日とはいえ、経営者である以上は常に仕事の事は念頭にありますし、

丸1日何もしないという日はなく、オフにする日でも早朝からの数時間は仕事をして

いるのが実情です。今回の記事では割愛しますが、「週に4時間だけ働く」という

タイトルの書籍もあるのですが、それが最終的な理想型です。そこに至るまでの

プロセスとして、先ずは午前中だけでほぼ仕事は終わる+オフは朝の数時間だけ

仕事をするという日常で回して行ける事を来年の目標にしたいと思います。


【具体的なDeep Workの進め方】

決まった進め方がある訳ではないですが、いくつか気を付けるべき点があるので、

実際に私が実践している例を紹介させていただきます。


①起床後すぐに仕事に取り掛かる

→私は夏場は4時、冬場は5時頃に起床します。起きたら寝室の空気を入れ替え、

顔を洗い口を濯ぎます。そして1杯の水を飲んだら直ぐに仕事に着手です。

この際の注意点は「起床後にスマホを見ない&手元に置かない」です。

私の場合は、出来るだけ寝室にもスマホは持ち込まないようにしていますが、

集中して仕事する為にはスマホは機内モードにして手の届かない場所に遠ざけましょう。


②クリエイティブな業務に集中する

→何をもってクリエイティブとするか?は私にも分からないのですが、休息から

目覚めた後の脳が最もフレッシュなタイミングで知的生産系の仕事に取り掛かります。

例えば今書いているブログもそうですし、営業で使う資料やスクリプトの作成&修正、

経営分析や戦略立案もここに含みます。YouTubeやポッドキャストの台本を書くのも

この時間です。

予めカレンダーに何をする時間に充てるのか?を入れておくのがおすすめです!


理想は2時間集中しきる事ですが、最初のうちはそこまで長続きしないので、

徐々に慣らしながら長くして行ければ大丈夫です。

私は自宅内の環境でやれていますが、ご家族構成等でどうしても集中する環境が

難しい場合は、最近では早朝7時からやっているカフェ等も多いので、そうした

場所を活用するのも良いかもしれません。私も週に1回は敢えて環境を変えて

カフェで仕事するようにしています。


③この時間にやらなくて良いルーティンを後回しにする

→そもそも私は朝型人間で朝のルーティンには拘って生きている方だと思いますが、

Deep Workの考え方を取り入れてからは、これまで起床後に行っていたルーティンを

一旦後ろ回しにしました。

例えば瞑想や呼吸法であったり、朝からのウォーキングやGYM通いもそうです。


冬のこの時期であれば、5時から90分集中したDeep Workを行うと、ちょうど太陽が

昇る6時半頃になります。このタイミングで外にウォーキングに出る事は、単なる

リフレッシュだけでなく、朝からセロトニンを浴びる等の副次効果にも溢れています!

今はまだ朝の時間帯にGYM通いを入れていますが、今後はGYMは午後に移行させる

案も持っています。とにかく、最も優先すべきDeep Workの環境に如何に集中し切るか?に

徹底して微修正して行きましょう。


④2巡目以降は時間と負荷を抑えてサイクルを回す

→起床後のDeepWorkを日常に取り入れるだけでも大きな成果に繋がると思いますが、

2巡目、3巡目と繰り返す事で長時間労働に頼らずに仕事の生産性を上げることが

可能になります。

ここでも私の場合を例にして話を進めてみます。


仮に1巡目のDeepWorkを終えて6時半から30分程度のウォーキングを終えて帰宅し、

シャワーを浴びたり身だしなみを整えたりで7時半位になります。

そこからは瞑想&呼吸法を行い、軽めの朝食を経て8時を目安に仕事を再開します。

ここでのポイントは「朝食はできるだけ軽く済ませる」という事です。

私は午前中に集中して仕事をしたい時はコーヒーしか採りません。朝食の必要性は

諸説あるので皆さんに朝食を抜けとまでは言いませんが、季節の果物とヨーグルトとか、

極力軽くする事を心掛けています。理由は明確で、炭水化物を取ると急激な血糖値の

上昇で眠気を誘発しますし、何よりも消化に体内のパワーを注がれてしまうからです。


2巡目のポイントは、1巡目よりも少しだけクリエイティブ性を下げた仕事を60分1セットで

3巡目以降へと繰り返して行く事です。人間の集中力には限界があると言われています。

少なくとも1巡目よりも集中力は落ちるので、私は「50分集中&10分休息」を目安にしています。

ここでも集中を阻害するスマホは手元に置きません。出来れば午前中はスマホに触れない

等のルール化でも良いと思います。


具体的には、メールへの返信や業務委託先やメンバーへの当日の指示出しを

この2巡目にやっています。直近のスケジュール管理含めた調整事項も含みます。


私の場合はフォーム営業という、ターゲットに対しての問い合わせフォームへの提案も

行っておりますので、これを1,2巡程させています。

2巡させると大体10時になるイメージで、ここでその日で1番大事な打ち合わせや

クロージング商談を設定しています。

結果に繋がれば、11時にて1日の業務はこれにて終了!午後からは麻雀というのが

今の私の理想です(笑)


今回は起床後のDeepWorkがテーマですので、ここから午後の業務への詳細は割愛しますが、

私の場合はランチと30分以内の仮眠を組み合わせた上で、午後は単純作業といっては

相手様に失礼ですが、そこまで考える必要のない打ち合わせや商談、動画作成等を

やる感じです。直近は夜にセミナーや勉強会が入るケースも増えてはおりますが、

基本的に夕方以降は人と会食したり、部屋で寛いだりのリラックスの時間に充てるようにしています。



今回紹介した「DeepWork」の考え方はいかがだったでしょうか?

これを極めれば、「午前中だけ働く」の実現も可能だと思いますし、個人的には

目標としたい所です。その先には前述した「週に4時間だけ働く」の実現もあるかも

しれません。今は想像できませんが・・


ガチガチのDeepWorkを極めなくとも、起床後のルーティンの見直しや、優先事項の

取り決め等は誰しも役に立つと思います!

是非ちょっとした変化を取り入れてみてはいかがでしょうか?

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