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経営者として必要な事とは?

執筆者の写真: Hiroki Kamachi
Hiroki Kamachi
10月25日
読了時間: 5分

会社を設立して1年ちょいが過ぎ、ここに来て営業ではない純粋な問い合わせが

増えて来ており、そこから案件かが進んでいる事を大変嬉しく思います。


振り返ると、1年目から大ピンチでした・・・

実際に起業してみなければ分からなかった事は、良い面でも悪い面でもそれぞれに

ありました。


あまりネガティブな事は書きたくはありませんが、起業1年目を通じて最も残念に

感じた事は、起業の先輩である社長さん達の実態でした。


私は長らく東京の大手企業と呼ばれる会社で過ごして来たのですが、そうした

一流と呼ばれる企業でのサラリーマン社会では考えられない出来事のオンパレード・・


私は地方都市の熊本を拠点に起業した事もあり、家族や友人たちの反応は

「社長さんじゃん!凄いね!!」みたいなものに溢れていました。


ですが、断言します。

「社長なんて全然凄くもなんともない」と


今では少ない資本金で「誰でも」簡単に会社設立は出来ます。

安定を捨ててチャレンジする姿勢そのものは評価されても良いかもしれませんが、

決して社長という「肩書」だけで凄い訳ではなく、ましてや社長だから人間としても

社会人としても凄いという訳では当然ありません。


私にとって、自分よりも先に会社を興した社長さん達は、尊敬の対象でもあり、

ベンチマークさせてもらう存在でした。起業するまでは・・

実際にこの1年で目の当たりにした先輩社長さん達の言動により、その捉え方や

考え方は全く別のものとなりました。


分かりやすく、いくつか例に挙げてみます。


①業務委託契約の営業成果報酬の条件を月末最終日に「私も把握していなかった」と

大幅変更した上、最終的には支払いも行わずに音信不通となったO社長


②口約束を交わした半年契約の途中月の月末最終日にチャットで「今月で終了」と

伝えて来たI社長


③何度も事前に打ち合わせを行い、希望も踏まえた上で準備を進めた直前に

なって「やっぱりやめた」と言い出したM社長


もう1度聞きます。社長って凄いですか?


しっかりとした契約書を結んでいなかった私にも落ち度はありますし、仕事の

機会をいただけた事には感謝はしています。

とはいえ、最後の結末というか終わり方はどれも辟易とさせられるものでした。


これらの先輩社長さん達によって直面した事象は、私のこれまでの大手企業での

社会人生活の中では到底あり得ないものであり、世の中一般の社長という肩書自体への

過剰評価とのギャップを感じざるを得ませんでした。


もっとも、これらの事象は会社経営というシビアな世界を生き抜いて来た先輩社長さん

からすれば、起業したての弱小企業に対しては気にする程の出来事ではないのかも

しれないですし(それが良いか悪いかは別として)、何かしらの事情があって、

このような対応を取らざるを得なかったのかもしれません。


ただ、私が最も残念だったのは上記①~③の事象の全てにおいて、その後のフォローも

なければコミュニケーション自体も行われていないことです。

これでは「信頼」というものが損なわれます。


個人的に1年目で最も辛く金銭的にもピンチに陥ったのは①の出来事でした。

②と③は個人的な損害だけで済むので大したダメージではなかったのですが、

①に関しては大規模なプロジェクトとして動いていたことで、当社側でも業務委託を

活用していました。つまり、私への支払いが滞ったからといって、私と業務委託先との

契約は関係はまた別物ということです。


なので、相当キツい状況でしたが、業務委託としてお願いした相手先には約束の

期日に遅れる事もなく定めた支払いを済ませました。

読んでいる方からすれば「当たり前じゃん!」と思われでしょうが、この当たり前が

先輩社長さん達には悉く通じなかったのです。


本題に戻りますが、無事に2期目を迎えている今、私が経営者として大事にしたい

ことは「約束を守る」という事です。たかが口約束であったとしても、自分が口にした事、

それで相手を動かしたり期待を抱かせた事には責任を持つという事です。


ありがたい事に、若手から「入社させて下さい!」とか「一緒に仕事したいです!」との

希望をいただく事もあります。ですが、私が正社員にしろ業務委託にせよ安易に人を

雇わないのは、それに伴う責任が伴うからです。

こちらの都合で「やっぱり止めた」を当たり前にする経営者になる位であれば廃業します!


会社を長年継続してには、外からは想像できない苦労も多いでしょう。

周りからは調子良く見えているあの社長も、実際にはピンチで頭を抱えているかもしれません。

なので、私自身にも今後どこかで約束を守れなくなる局面が訪れる可能性はあります。

それでも、一方的に相手を切るような事はせず、丁寧な説明責任だけは果たしたいです。

こちらの置かれた事業を丁寧に説明した上で、その後の事について膝を突き合わせて

話し合うという、自分が当たり前と思う事を徹底したいと思います。


会社として利益を出し続ける、上場を目指す、地域貢献するなどの色々な大義名分があり、

それらも大事です。ただ、経営者として自分が1番大事にしたいものは何なのか?

思い返せばどれも腸煮えかえるような出来事の連続でしたが、1期目に実体験を通じて

貴重な経験を出来たのかもしれません。そう思えば全てに感謝出来ますね!


という訳で、2期目は「約束を守る」を第1優先に、その中で一緒に働ける人の範囲や

採用の幅を徐々に拡げて行ければと思う所存です。引き続きよろしくお願いします。

 
 
 

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